GNU coreutils
18 June 2002
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coreutils
The basic file, shell and text manipulation utilities of the GNU operating system
coreutils-common
coreutils common optional components
coreutils-doc
Documentation for the GNU Core Utilities
名前
rm - ファイルやディレクトリの削除を行う
書式
rm [オプション]... [ファイル]...
説明
このマニュアルページでは GNU バージョンの rm について説明しています。 rm は指定された各ファイルを削除します。 デフォルトでは、ディレクトリを削除しません。
オプション -I か --interactive\=once が指定され、 4 個以上のファイルを削除するか、-r か --recursive が指定された場合、 rm は操作全体を実行してよいかをユーザに確認します。 返事が肯定的なものでなかった場合には、コマンド全体が中止されます。
それ以外の場合で、ファイルが書き込み不可で、標準入力が端末で、 オプション -f と --force のどちらも指定されていない場合と、 オプション -i か --interactive\=always が指定されている場合は、 rm はそのファイルを削除してよいかをユーザに確認します。 返事が肯定的なものでなかった場合には、そのファイルはスキップされます。
オプション
FILE を削除 (unlink) します。
-f, --force | |
存在しないファイルを無視する。確認も行わない | |
-i | 削除の前に確認を行う |
-I | 3 個を超えるファイルを削除するか、ディレクトリを再帰的に 削除する場合は一度だけ確認をする。 多くの間違いを防ぎながらも -i よりは確認回数が少なくなる |
--interactive[=WHEN] | |
WHEN に指定した時に確認を行う。WHEN は次の通り: never, once (-I) または always (-i)。WHEN を省略した 場合は always とみなす | |
--one-file-system | |
階層を再帰的に削除するときに、コマンドライン引数と 異なったファイルシステムにあるディレクトリをス キップする | |
--no-preserve-root | |
’/’ を特別なものとして扱わない | |
--preserve-root | |
’/’ を削除しない (デフォルト) | |
-r, -R, --recursive | |
ディレクトリとその中身を再帰的に削除する | |
-d, --dir | 空のディレクトリを削除する |
-v, --verbose | |
何を行っているかを表示する | |
--help | この使い方を表示して終了する |
--version | |
バージョン情報を表示して終了する | |
デフォルトでは rm はディレクトリを削除しません。ディレクトリをその中身全てを 含めて削除するときには --recursive (-r または -R) オプションを使用してください。 | |
’-’ で始まる名前のファイルを削除するには、例えば ’-foo’ というファイルなら こういうコマンドを使いましょう: | |
rm -- -foo | |
rm ./-foo |
GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> rm の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/rm> にあります。 ローカルでは info ’(coreutils) rm invocation’ で参照できます。
作者
作者 Paul Rubin、 David MacKenzie、 Richard M. Stallman、 および Jim Meyering。
著作権
Copyright © 2016 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
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