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GNU
2014-05-28

manpages-ja-dev

Japanese version of the manual pages (for developers)

man-pages-ja

Japanese man (manual) pages from the Japanese Manual Project

manpages-dev

Manual pages about using GNU/Linux for development

man-pages

Linux kernel and C library user-space interface documentation

名前

setlocale - 現在のロケール (locale) を設定する

書式

#include <locale.h>

char *setlocale(int category, const char *locale);

説明

setlocale() 関数はプログラムのカレントロケールを設定したり 問い合わせたりするのに用いられる。
locale が NULL でなければ、プログラムのカレントロケールは引き数に従って変更される。 引き数 category はプログラムのカレントロケールのどの部分を変更するかを決める。
カテゴリー 制御対象
LC_ALL 全てのロケール
LC_ADDRESS 住所と地理関連の
要素のフォーマット
LC_COLLATE 文字の照合順序
LC_CTYPE 文字の分類
LC_IDENTIFICATION ロケールの説明メタデータ (*)
LC_MEASUREMENT 単位系に関する設定
(メートル法か US 由来の単位系) (*)
LC_MESSAGES 地域化可能な自然言語メッセージ
LC_MONETARY 金額の表示方法
LC_NAME 人へのあいさつの言葉
LC_NUMERIC 金額以外の数値の表示方法
LC_PAPER 標準の紙のサイズに関する設定 (*)
LC_TELEPHONE 電話サービスで使用されるフォーマット (*)
LC_TIME 日付と時刻の表示方法
上の表でアスタリスクが付い ているたカテゴリーは GNU 拡張である。 ロケールのカテゴリーの詳細な情報は locale(7) を参照。
引き数 localecategory に設定する文字列へのポインターである。 この文字列はよく知られた定数である "C" や "da_DK" などでも良いし (以下を参照)、他のときに setlocale() を呼び出した際に返された、内部用の文字列でも良い。
locale が空文字列 "" の場合、ロケールの各部分の設定には環境変数が参照される。 その詳細は実装依存である。 glibc の場合、まず最初に (どんな category に対しても) 環境変数 LC_ALL が検査される。 次にカテゴリー (category) と同じ名前の環境変数 (上記の表を参照) が検査され、最後に環境変数 LANG が検査される。 最初に見つかった環境変数を使用する。 その値がロケール指定として正しくなければ、ロケールは変更されず、 setlocale() は NULL を返す。
"C" ロケールや "POSIX" ロケールは互換性のあるロケールである。 この LC_CTYPE の部分は 7 ビット ASCII 文字集合に相当している。
ロケール名の書式は、通常 language[_territory][.codeset][@modifier] というものである。 ここで language は ISO 639 の言語コードである。 territory は ISO 3166 の国名コードである。 codesetISO-8859-1UTF-8 のような文字集合や文字符号化識別子である。 サポートされているロケールの一覧を得るには、 "locale -a" を実行してみよ (locale(1) 参照のこと)。
locale が NULL ならば、現在のロケールを問い合わせるのみで変更はしない。
main プログラムの起動時には、 互換性のある "C" ロケールがデフォルトで選択される。 プログラムをすべてのロケールに対して互換にしたければ、 プログラムの初期化の後に

setlocale(LC_ALL, "");
を呼び出し、ロケール依存の情報には localeconv(3) の返り値を用い、 MB_CUR_MAX > 1 の場合には文字列の操作には多バイト文字、ワイド文字関数を使用し、 文字列の比較には strcoll(3), wcscoll(3)strxfrm(3), wcsxfrm(3) を用いる。

返り値

setlocale() の呼び出しに成功すると、 そのロケール集合に対応する内部文字列 (opaque string) を返す。 この文字列は静的な記憶域に割り当てられているかもしれない。 この返って来た文字列を、カテゴリー指定と共に、 のちの setlocale の呼び出しに指定すれば、 プロセスのその部分のロケールが復元される。 設定に失敗した場合には、返り値は NULL になる。

準拠

C89, C99, POSIX.1-2001.

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
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